術後6日目(一般病棟1日目)から、退院
私も先生もびっくりなのですが、術後8日で退院しました!一般病棟滞在2日半...
各日付ごとに下書きに書いていたけれど、急展開過ぎましたので以下にまとめます。
○術後6日目 ICU→一般病棟
いつも通り面会をするため病院に到着。車停めて降りた瞬間に病院から連絡。「今日から一般病棟に行けることになったのですが、お母さんどちらにいらっしゃいますかー?」
駐車場でーす!
急遽ICU卒業が決定。行ったらすぐに移動。1週間程拘束されていた娘は人間不信気味で(勝手な解釈)現れた私にも泣く。移動し、まだちょっとグズグズだったのでシール付きの絵本を開く。
機嫌が直った。シール≧母。
外科医の先生より
- 点滴は念のため入れておいて!(糖と水?)
- 鉄の値がちょっと低いから酸素チューブもつけておいて←夜に取れました←SpO2が落ち着いているのと、どうしても娘が嫌がるため
- 本人があまりにも看護師さんと先生を見ると泣くので、どういう状態が診断することができないので、お母さんが見ていてください
- 明日エコー、レントゲン、心電図します
シールで遊ぶ、好きな動画で体を揺らして踊る、振り付けをする。術前と何も変わりない姿の娘に安堵。しかしその夜、自由の身になったことでテンションが上がってしまったのか、消灯した部屋でたり〜たり〜などと喋りまくる娘。その日昼寝をしていなかったので、早く寝るのかと思いきやそうではなく...片手が塞がっているのでもう片手のみで柵に捕まり立ち上がり、ばぁ!ばぁ!と私に言う。寝ない。
そしてここの病棟、心カテの時と逆側で、何で区切っているのか分からないけれどこちらの方が子供たちが元気。夜中も叫び声、泣き声が飛び交い、レオ◯レス並に薄い壁の室内に音が響きまくる。寝られない。結局2人共2時30分頃に就寝しました。
それと、本日1歳の誕生日でした👏おめでとう!
○術後7日目
夜遅くに寝たのに、7時起床。いくら何でも寝ていなさすぎる。それでも動けるようになった娘はとても上機嫌。座って絵本を広げていたところに、術後のリハビリの先生が訪ねて来る。「あれ?座ってるね!」
それ椅子じゃない...
昨晩の事と、家にいた時と変わらない様子を伝えると、「えぇ、あ、そうですか!ではリハビリは終わりですね!そこまで出来れば大丈夫そうです!先生にも伝えておきますね〜」
始まってもいないリハビリが終了した。
※通常は術後のだるさで横になっていることが多いらしく、体を動かす訓練をして術前の動きに戻していくようです。
レントゲンと心電図は午前中に済ませて、15時にエコー。先生たち勢揃いの中、先生をみるだけで娘ギャン泣き。循環器の主治医より、まあ...合格!とのことでまあまあ合格を頂きました。私はこの合格が点滴が外れることを意味していると思っていたのですが、そうではなかったようです。(勿論点滴も外れました)
17時くらいに例のフランクな外科の女医さんが来て、
- 胸水は溜まっていなかった
- エコーと心電図も異常なし
- 傷も腫れていなくて綺麗で熱もなくて好調
- 病院にいると、看護師や医師が部屋に入ってくるだけで脈拍が乱れるので、家に居た方が落ち着いて過ごせるかもしれない
- 明日ドレーンの傷の状態を見て退院
先生は動画を見て体を揺らし踊っている娘を見て笑っていました。まだ一般病棟に戻ってきたばかりなのに、翌日退院することになりました。娘、すごい。
○術後8日目
特に体の調子は変わりなく、9時頃に執刀してくださった外科の方の主治医の先生が来て、傷を確認。大丈夫。
「ファロー四徴症の子で、うちの病院では最短です。(退院が)」
そうですよね、私も展開がはやすぎてびっくりです...10日はかかるかなと思っていたので...しかもこの間頻脈がひどくて長期入院を覚悟していたのに、悪かったのは頻脈だけだったようでした。長くICUに居たことも幸いしたのかもしれません。でも何より、娘の頑張りがすごい!すごいよ!頑張ったね!おうち帰ろうね!
と、いうことで、11時頃に退院!
帰宅!
怒涛の2日半でした。
ファローの子は、術後胸水が溜まったり、高熱が続いたり、傷がじゅくじゅくになってしまったりと様々なトラブルが起こることが多いようですが、特にそう言ったことがない上に離乳食もミルクもしっかり摂れていたことも大きなポイントだったようです。
外科、循環器の主治医の先生、担当で付いてくださった先生方、ICUの看護師さんたち、一般病棟の看護師さんたち、たくさんの人に娘を支えて救って頂きました。本当に、本当に感謝。どなたも親に代わって親のような愛情で接して看てくださいました。1人1人に挨拶出来ないことが悔やまれます...
手術前と手術後で変わったことがあったか等はまた次の記事に書こうと思います。
ここまでの経過はあくまで娘個人の経過なので、今回起こった不整脈含め何が起こるかはその子その子によるかと思いますが、根治手術を目標にしている同じ病気の子をお持ちのお母さんの、少しでも参考になれたら幸いです。